アプリケーションを実行するには
WSHでアプリケーションを実行するには、WshShell オブジェクトの Exec メソッドを使用します。サンプルソース
アプリケーション(.EXE)やバッチファイル(.BAT)をWSHから実行します。Exec メソッドを行い、アプリケーションが実行されると次のステップに進むため、
アプリケーションの終了を待つ場合はStatus プロパティをループして判定します。
アプリケーションからの標準出力はStdOut プロパティで、エラー出力はStdErr プロパティで取得できます。
Set WshShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell") Set objExec = WshShell.Exec("calc") ' アプリケーション終了までループする Do While objExec.Status = 0 ' 100ミリ秒ウェイトする WScript.Sleep 100 Loop ' アプリケーションからの標準出力を表示する Wscript.Echo objExec.StdOut.ReadAll ' アプリケーションからのエラー出力を表示する Wscript.Echo objExec.StdErr.ReadAll Set objExec = Nothing Set WshShell = Nothing |
Exec メソッドでコマンドラインのコマンドも実行できます。
WSHにはないソート処理(SORT)、ファイル比較(FC)、ファイルコピー(XCOPY)など便利な機能を利用できます。
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